【トリミングのコツ】自宅でトイプードルをカットするやり方
2020/03/17

トリミングはプロにお願いするという方が多いと思いますが、忙しくて連れて行く時間がないとか、金銭的な負担が気になるという方も多いと思います。
飼っているトイプードルを自宅でトリミングすることはできるのでしょうか?
最近は、自宅でトリミングする方も増えています。
そこで、初心者でもわかりやすいトイプードルのトリミングのやり方をご紹介します。
大切なのは、犬が落ち着いた状態でカットすることです。無理やり行うのはケガにつながってしまうこともあるので、のんびりとやりましょう。
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この記事の目次
トイプードルを自宅でトリミングする時のやり方
トイプードルは放っておくとどんどん毛が伸びてしまいます。定期的にカットする必要があるため、毎月トリミングに連れて行くという人も多いでしょう。
ですが、トリミング代は意外と家計の負担になったり、トイプードルの状態によってはトリミングに連れて行くことができない場合もあります。こんなときのためにも、自宅でカットができるようになると便利です。
自宅でカットする場合は、カットに必要な道具を用意してください。全てペット用のもので、はさみは刃先が丸くなっているものが安全です。
トリミングに必要なもの
- はさみ
- すきバサミ
- バリカン
- コームやブラシ
トリミングをする前に、トイプードルの様子を確かめてください。カットしている時に暴れてしまうと危険です。トイプードルが落ち着いているかどうかを確かめた上でカットを始めます。興奮していたり、暴れそうな気配がある場合は、落ち着くようになだめたり、時間をおいて大人しくなるまで待つようにしましょう。場合によっては日を改めた方が良いこともあります。トリミングにはそれなりの時間がかかりますので、トイプードルの状態を確かめた上で行うようにしてください。
トイプードルのトリミングのやり方の手順
トリミングのやり方
- まずはトイプードルの毛をコームやブラシでとかし、毛のほつれをとっておきます。
- トイプードルを台の上に乗せます。少し高さのある台に乗せると大人しくじっとしていてくれます。怖がって台に乗っていられなかったり、暴れてしまう場合は台から落ちてしまいますので、無理に乗せなくても大丈夫です。
- カットしていきます。いきなりバッサリと切ってしまうと失敗してしまいますので、少しずつ切っていきます。トイプードルが飽きて暴れないように、時々声をかけながら、少しずつカットしてください。
はさみの使い方にはコツがあります。親指を下にして持ち、親指だけを動かして切ります。カットする毛のはさみの下の刃がくるように当てて、はさみを動かしてください。 - 足の裏にはバリカンを使うと便利です。バリカンの音を怖がる場合は、はさみで細かくカットしていきましょう。肉球を傷つけることがないよう慎重にカットしてください。
- 最後にコームで毛の流れを整え、カット漏れしている部分などを確かめてください。
トイプードルのトリミングのやり方で気を付けたいポイント
トリミングをする際には気をつけておきたいポイントがあります。
トリミングするときに気をつけること
ブラッシングは念入りにします
カットする前に必ずブラッシングをしてください。トイプードルの毛は絡まりやすく、毛玉ができていることも多いです。細かくブラシをかけ、毛のほつれを取っておきます。毛の中のゴミやホコリを落とし、抜けている毛もブラッシングをすることで取り除くことができます。ブラッシングが十分でないと、カットした時に毛にムラができてしまいます。
バリカンは様子をみて使う
毛をきれいに揃えたい時や細かい場所にはバリカンが便利です。バリカンを使うときも少しずつカットするようにしてください。
バリカンは大きな音がしますので、音が苦手な子は怖がることもあります。そのような場合は無理してバリカンは使わずに、ハサミを使って細かくカットするようにしましょう。肉球に傷をつけないように気をつけてください。
最後にコームでとかします
カットが終わったら、最後にコームでとかしてください。カットした毛をキレイに落として、カット漏れがないか、カットにムラができていないか確かめます。切り残しがあったらカットして整えてください。
自宅のトリミングで失敗しがちなこと
自宅でトリミングをした際に失敗してしまいがちなことに、切りすぎがあります。トリミングに慣れていないうちは、最初から格好良く切ることはできません。初心者であることを意識して、少しずつカットするようにしてください。短く切り過ぎてしまうと、後から修正することも難しくなります。トイプードルの方は気にはしませんが、いかにも飼い主がカットして失敗したとわかるような状態は恥ずかしいですよね。毎日のお散歩が苦痛になります。面倒でも少しずつカットしていくようにしましょう。
トイプードルが暴れてしまい、なかなか思うようにカットすることができないということも多いようです。トリミングにはそれなりに時間がかかりますので、最初は大人しくしていても、次第に飽きてきて暴れだすこともあります。
犬が暴れだしてきたら、無理にトリミングを続けないで、休憩をはさむようにしましょう。
飼い主はトリミングに夢中になっていても、トイプードルも疲れてしまいます。今日は長い毛をカットしたら、明日は細かいところをバリカンでカットするなど、2日に分けるのも良いでしょう。
トリミングにはハサミやバリカンを使いますので、怪我には十分に気をつけてください。トイプードルが急に動いて、傷をつけてしまう可能性もあります。
カット用のハサミは刃先が丸いものを選び、トイプードルの様子を常に気にかけながらカットするようにしてください。
トイプードルのいろいろなカット方法
トイプードルのカットにはいろいろなデザインがあります。特に人気なのが「テディベアカット」です。あまり毛を刈りこまないため、モコモコした見た目がかわいいです。
口の周りはバリカンを使って短かめに仕上げると、口周りを清潔な状態にできます。
スタンダードプードルに多いクラシカルカットも、プードルならではのステキなデザインです。心臓の辺りや足首などの毛を残すのには、体の大切な部分を保護する役割をしているという実用的なカットでもあります。
他にもまん丸くカットするアフロカット、足回りの毛をブーツを掃いているように仕上げるブーツカットなどがあります。中にはトップの毛を残したリーゼントヘアなどの個性的なカットもあります。
最初のうちは思うようなスタイルに仕上げることは難しいので、最初にプロのトリマーにカットしてもらい、伸びた毛だけをこまめにカットすると形良く保つことができます。
慣れてきたところで、いろいろなカットに挑戦して楽しんでみてくださいね。