愛犬の信頼を取り戻す方法について紹介します
2018/07/05

愛犬との信頼関係は日々の積み重ねにより築かれます。やっとの思いで築いた信頼関係も、何らかの原因で崩れてしまうこともあるのです。
一度信頼を失うと、なかなか心を開いてくれない可能性もあります。信頼を取り戻す方法はあるのでしょうか?
愛犬との信頼関係を取り戻す方法や対処法について調べてまとめてみましたので、参考にしてみて下さい。
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この記事の目次
犬との信頼関係を取り戻す方法はあるの?
犬との信頼関係を取り戻すのに大切なのは、毎日のスキンシップです。
スキンシップをすることで愛犬からの信頼度を高めることができるでしょう。積極的にスキンシップをとってください。スキンシップをする時間は短くても毎日行うことが大切です。
愛犬とのスキンシップの方法はいろいろあります。
おすすめは、いつでもどこでも簡単にできる「なでてあげること」毛並みに沿って、優しくゆっくりとなでてあげてください。
信頼関係ができていないときには、体に触られるのを嫌がることもあるでしょう。そんなときには、おやつを詰めたコングなどを与えてみてください。
信頼関係を取り戻すには、常に冷静に振る舞うことも大切です。物事に対して過剰に反応したり、慌てたりすることはあまりよくありません。
雷が鳴ったときなどは、落ち着いて愛犬をなでてあげましょう。触ることが難しければ「大丈夫だよ」と声をかけてあげてください。
愛犬に嫌われてしまった。信頼を取り戻すための方法
犬と接するときには、犬のルールに従うことも大切です。
まず、目を見つめすぎないようにしましょう。犬にとって目と目を見つめあうことは、ケンカの合図となることもあります。
慣れていないうちに犬の正面に立って、じっくりと見つめてはいけません。可愛い犬のつぶらな瞳をつい正面からじっくり見たい気持ちもわかりますが、目を見つめずにそらしたり、体を犬の正面ではなく横にずらすなどしてください。
「ケンカをする気はない」ことを示しましょう。
いきなり近づくのもよくありません。一度嫌われてしまうと、急に近づくのは犬にとって恐怖となります。
犬に近づく際は、驚かせないようにゆっくり行動してください。近づくときに、怒っていることがわかったら近づくことを諦めましょう。
走って近寄る、音を立てて近寄るなど犬をビックリさせることは控えましょう。
また、犬は音に敏感です。人が大きいなと思う音量は犬にとって大音量となります。犬には大きい声ではなく落ち着いた声で話しかけましょう。
愛犬の信頼を取り戻す?信頼関係が崩れる原因
「体罰」でしつけを行った場合は、犬は人に噛みついたりごはんを食べなくなったり、近づいてこなくなってしまいます。
このような行動は、恐怖から起きてしまいます。
頭や鼻を叩いたり、鼻や口を鳴くまでつかんだり、押さえつけたりするようなことは「体罰」となります。それがしつけだとしてもです。
蹴る、棒で叩く、物を投げるなどはもってのほかです。
しつけやトレーニングに必要なのは「体罰」ではなく、「褒められること」です。
飼い主の指示に従う、飼い主との良好な関係を築くことがしつけやトレーニングに必要なのです。
しつけやトレーニングで愛犬との信頼関係が崩れているのであれば、しつけ教室に行ってみるのもいいでしょう。正しいしつけと間違ったしつけの違いがわかります。
しつけ教室では、その犬の成長段階に合ったしつけやトレーニングを行っているのでもししつけやトレーニングで悩んでいるのであれば相談してみるといいでしょう。
愛犬に嫌われてしまったサインとは?
信頼関係が薄れてしまったときの犬のサインとはどんなもの?
犬がこのようなサインを出しているときには気をつけましょう。
抱っこすることや触ることを嫌がる
スキンシップをとろうとしたときに、スッと逃げる、怒って噛み付いたり吠えたりする場合は信頼関係が薄れています。
また、おやつにも見向きもしない場合も信頼関係が薄れていると言えるでしょう。信頼関係が薄れている場合は、直接手からもらうのを嫌がることもあります。
近づいてこないことも信頼関係が薄れているサインです。不自然なくらいに距離を取ったり、いつも座る場所にこないときなどがあてはまります。
背中やお腹など弱い部分を見せないのも信頼関係が無いと言えます。常に正面にとらえようとするときには警戒しています。
なぜ、このようなことが起きてしまうのか?
それは間違ったしつけや、犬が嫌がることをすると信頼関係が崩れてしまいます。
しつけといって、必要以上に大きな声を出したり、叩いてはいませんか?たった1回の行動でも信頼がなくなるには十分です。
犬が嫌がることでは、シャンプーなどがあげられます。このことよりも、もっと精神的にこたえるのが放置されたり、無視されることです。毎日、スキンシップをとりましょう。
しつけをしっかりすると信頼関係を築きやすい
しつけをするときには、どんなことに注意すべき?
しつけのときには、失敗しても、怒ってはいけません。しつけが上手くいかないと、イライラして感情的になってしまうこともあるでしょう。
しかし、怒ってはいけません。
犬は短期記憶と長期記憶という2つの記憶を使い分けています。長期記憶とは日常生活を送る上で、毎日行うことを記憶し、短期記憶は、まだ教えられて間もないことや、普段あまり行わないことなどを記憶します。この短期記憶は、10秒ほどしかないと言われています。
犬は叱られても何に対して叱られているのか、分からないことがあるのです。このときにしつけというよりも、叱られることが記憶となってしまいます。
何度も優しく教えてあげれば、長期記憶となります。
しつけをするときには、分かりやすい単語を使いましょう。「良い」という言葉ひとつでも、「ヨシ」、「イイコ」、「よくできました」と色々な言い方があります。
「良い」は「GOOD」などといったように統一しましょう。