店長を辞めたいと思う理由とは?辞めた後のことも考えよう!
2018/07/05

店長を辞めたいと考えている人も少なくないことかと思います。給料が安かったり、労働時間が長くて休みも少なかったり・・・と、様々な理由があることでしょう。
しかし、辞めたい!と思った勢いで辞めてしまうのは良くありません。辞めた後のこともしっかりと考えて、慎重な判断をしてくださいね。
店長を辞めたいと考えている人に、読んでいただきたい情報をまとめてみました!
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この記事の目次
雇われ店長を辞めたいのは、こんな理由から。
- 給料が安い
私が働いていたホームセンターでは、店長になれば管理職手当てというものがつくようになりました。しかし、その代わり残業代や休日出勤の分の給料は出なくなるのです。
雇われ店長というのは、人件費削減の為の都合の良いポストなのでしょう。給料は作業量に見合っていないと思いました。拘束時間は長いのに給料は安いとなれば、辞めたくなって当然ですよね・・・。
- 労働時間が長い
開店から閉店までお店にいるのが当然と考えられており、最低でも12時間は働かなくてはいけませんでした。翌日にイベントなどがある場合は夜遅くまで残って、本当に大変です。
- 上からのプレッシャーが辛い
店長である以上、売り上げを上げる努力をしなくてはいけないことはわかっています。本部やオーナーからかなりのプレッシャーをかけられるものの、実際のところ店長には権限も無いので出来ることはほとんどありません。
販売する商品や価格、陳列する場所など、ほとんど全てのことを本部が決めているにも関わらず、プレッシャーをかけられても何も出来ることが無いのです。
一人暮らしをするのがやっと!私が店長を辞めたいと思った理由
もともとは地元のアパレルショップで店長として働いていましたが、売り上げの高い大型店舗への異動を命じられました。異動するには引越しをして一人暮らしをしなくてはいけなかったのですが、家賃を負担してくれるわけでもなく給料が上がるわけでもなく・・・一人暮らしをするのがやっとというお給料しか貰えなかったのです。それに加えて、遠くまで来て一人で寂しい思いをしなくてはいけないことに疑問を感じ始めたのです。
誰も知り合いがいないので、休日は一人でショッピングモールへ行くか、家に引きこもり・・・。人数もギリギリで回していた為、同じショップの子と休みが被ることも無く、誰とも遊ぶことが出来ませんでした。
そして地元には付き合ったばかりの彼氏がいたこともあり、とにかく「帰りたい」としか考えられなくなりました。
一人暮らしをするのがやっとというお給料なので、貯蓄をすることも出来ません。地元に帰る際の交通費は、いつも貯金を切り崩していました。
頑張ればお給料も上がるかも・・・なんて少し期待はしましたが、3年先輩の店長に話を聞いても大して変わらず。これはもう辞めるしかないと思いました。
理由があって店長を辞めたい!でもその後はどうするの?
転職先は決まっていないけれど、このまま店長を続けていくのはキツイ・・・。
そんな時、とりあえず店長を辞めていちスタッフとして同じ会社で働こうと考えているのでしょうか?
今まで店長やマネージャーなどの管理職として働いてきたんですよね?
実際、このような道を選ぶ人がいるのは事実です。しかし、一度よく考えてみた方が良いと思いますよ。
周りからすると、元店長が自分の部下になったり後輩になると言うのは、とてもやりづらくて仕方ありません。仕事なんだから仕方ないかって思える人は、ほとんどいないと思いますよ。
指示も出しづらいですし、新しいことを始めるとなれば「俺らのときはもっと大変だったよ」「今のやつらは楽でいいな~」なんて言われるんですもの。
あとは、周りの人からは偏見の目を向けられるでしょう。
「あの人が店長を辞めた人でしょ?」というように・・・。
実際に私の会社で、そういうことがあるんですよ。人は他人の噂話とかが大好きですからね。辞めたいと思ったときには、次に就く仕事先を見つけることうや、やりたいと感じるような目標を立ててから辞めるようにしましょう。
今の店で店長でいることで、本当のスキルは身につくのか今一度考えよう
店長に就任する際には、店長になれば「リーダーシップが生まれる」「コミュニケーションスキルが向上する」「管理能力が身につく」といった話をされることでしょう。
確かにこれらは仕事をする上で大切な能力ですし、これらを身に付けることができればどんな仕事においても役に立ちます。
しかし、これらは良いように捉えた場合の話で、実は良いことだけでは無い・・・という可能性も考えられるのです。
リーダーシップが生まれるといっても、近年は人手不足であるため部下自体がいなかったり、いても外国人なんてパターンも少なくありません。
コミュニケーションスキル向上に関しても、シフトを上手く調整するためにバイトを騙すような言い方が上手になってきてしまったり・・・。
管理能力が身につくという点に関しては、休日が無い生活への耐性が身につくだけといった感じです。
普通の職場で働いていれば身につくはずの能力だって、環境が悪ければ、自分自身でも思っていなかった悪い方向に思考が偏ってしまうことがあるのです。
あなたが働くお店では、本当のスキルは身につくのか?今一度考えてみてください。
アパレル業界の店長を辞めたい場合の、その後のキャリアについて
- 店長として、他の業界へ転職
「店長を辞めたい」といってもいくつかのパターンがあるでしょう。その店舗の店長を辞めたいのか、それともアパレル自体の店長を辞めたいのか。
一度店長の経験があるのであれば、他の業界へ転職してもまた店長として働ける可能性はあります。もし、自分がやってみたいと思っている業界があるのであれば、転職してみるというのも一つの手段です。ただ、店長という仕事自体が嫌だというのであれば話は変わってきますよ。
もし他の業界に転職したいのであれば、27~28歳くらいまでには転職すると良いでしょう。30代になってしまうと、転職が難しくなってしまったりします。その為、真剣に考えて業界を変えてみたいと思ったのであれば、早めに行動に移しましょう!
- 本社勤務を目指す
現場から離れて本社で働いてみたい!と考えている人もいるかと思います。店長としてきちんと結果が出せれば、本社勤務も夢ではありません。
しかし、企業によっては店長から本社勤務という道が無いというところもあります。そういった場合は、本社へのキャリアがあるアパレル業界へ転職を考えてみても良いかもしれませんね。