キングペンギンのヒナは親よりでかい!キングペンギンの魅力
2018/07/05

「キングペンギンのヒナは親よりでかい!」という話を聞いたことがある人もいますよね!キングペンギンの赤ちゃんはもふもふでとっても愛らしい見た目なのに、親のペンギンよりも大きくなることがあります。
キングペンギンの赤ちゃんと親のキングペンギンは見た目が違うので、一見すると「ほんとにペンギン?」と思ってしまうかもしれません。
キングペンギンの特徴についてまとめました!
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この記事の目次
キングペンギンのヒナはでかい!親よりも大きいの?
キングペンギンはヒナがとても大きく生まれて3~4ヶ月経過すると両親よりも大きくなります。
そんなキングペンギンも生まれたての頃は人の手のひらに乗る程度の小さな赤ちゃんでした。その一ヵ月後には親の半分の大きさまで急成長し、さらに親を超えるほどまでに大きくなり親を見下ろすまでに成長します。
大きくなるまで時間がかかるものだと思い込んでいたらびっくり!キングペンギンの成長速度はすさまじいです。
キングペンギンの赤ちゃんがヒナと呼ばれるのは生後8ヶ月まで
赤ちゃんの頃は茶色のふわふわな見た目だったヒナも徐々に幼綿羽が抜け大人へと変化し立派なキングペンギンになるのです。
ペンギンはヒナの頃と大人になった頃との見た目が違いすぎるのも魅力の一つですよね。そんな親よりも大きなキングペンギンの赤ちゃんを見てみたい時は赤ちゃんが生まれてから4~7ヶ月頃に水族館へ見に行くと良いでしょう。
キングペンギンのヒナはでかい!特徴は?
キングペンギンはペンギンの中で2番目に体の大きなペンギン
大人になると全長センチにもなります。
一番大きなペンギンは皇帝ペンギンですがキングペンギンは皇帝ペンギンの仲間で外見もよく似ています。
背中は黒くお腹は真っ白、くちばしはオレンジ色で立ち姿が見ているだけで癒されるほど可愛いです。
寒い地域にいるイメージが強いペンギンですがキングペンギンは温暖な地域で暮らしているので日本の動物園や水族館でも飼育しやすいという特徴があります。
体の羽毛が生え変わる換羽は14ヶ月ほどかかる
繁殖期の後に始まり海岸付近で群れになりその直立した姿のまま1ヶ月の換羽を待ちます。
なぜ立ったまま生え変わるのを待つのかと言うと、生え変わりの途中では海に入る事が出来ないからです。餌もとれずじっと耐え続けているのでやせ細ってしまうキングペンギンもいるほど大変な時期なのです。
キングペンギンの子育て・ヒナはでかい!でも過保護?
キングペンギンは親と子の関係が密接で子育ても時間をかけて行われます。他のペンギンはヒナが誕生してから独り立ちするのは2~3ヶ月ですがキングペンギンはその倍以上の1年をかけて大事に子育てをするのです。
繁殖活動は3年に2回で巣は作らない
皇帝ペンギンと同じく産んだ一つの卵を足の上に乗せてじっと温め続けます。
ヒナがある程度大きく育ってくると、次はクレイシというヒナだけの群れをつくり外敵から身を守る行動をします。
キングペンギンを狙うのはナンキョクオオトウゾクカモメやサヤハシチドリなど。そういった外敵からも一人でうろうろしているよりも群れで行動したほうがずっと安全なのです。
この群れが作られると親のペンギンたちは沢山の餌をとるために両親で餌の調達に出かけその間は子供たちだけで親が餌を持ち帰るのを待っているのです。
キングペンギンとコウテイペンギンは似ている?
見た目は皇帝ペンギンにそっくり
ですが体の大きさは皇帝ペンギンのほうが一回り大きくなります。
このペンギンが発見された時は世界で一番大きいペンギンと思われていましたが後からもっと大きな皇帝ペンギンが発見され彼らは世界で2番目に大きいペンギンとなりました。
ただ体の大きさは皇帝ペンギンのほうが上ですがくちばしはキングペンギンのほうが大きく立派なんですよ。
キングペンギンが生息しているのいは南大西洋やインド洋の温暖な地域で繁殖期以外は繁殖地の周りで団体で行動している様です。
ペンギンと言えば寒く南極などにいるイメージでしたが、キングペンギンは意外にも暖かい地域にいるのですね。
キングペンギンの体の特徴は?
キングペンギンは頭からあごの部分は黒く、換羽してすぐの頃は緑がかったような美しい光沢があります。
首の両サイドにはオレンジ色の模様があり背中側は青みがかったようなグレーをしています。キングペンギンは何と言ってもぱっと目を惹くのは真っ白でボリュームのあるお腹がなんとも可愛い特徴ですよね。
お腹の部分もよく見ると光沢のある綺麗な羽になっているのです。
キングペンギンはたたずまいが絵になるような格好良いペンギンで、皇帝ペンギンと比べると体もスリムな印象です。
また世界中にはキングペンギンは223万羽ほど生息していると言われ今も順調に増えて言っているようです。
他のペンギンは減りつつある傾向にあると言われているのでキングペンギンの生息地は恵まれた環境なのかも知れませんね。キングペンギンも体は大きいですが他のペンギン同様泳ぎがとても得意です。
キングペンギンはインド洋などの暖かい地域で暮らしていますがその生息地ではコロニーと呼ばれる巨大な群れを成して暮らしています。
いつかその生息地を訪れて間近でキングペンギンを眺めてみたいものですね。