動物の中でも感情がある、犬の仕草から感情を読み取ろう
2018/07/05

犬には感情があるのでしょうか?
多くの方は「ある」と答えるでしょう。
嬉しい・楽しい・悲しい・寂しいなどいろいろな感情がありますが、言葉にはできなくても犬の仕草を見ると感情はありそうですよね。
犬は動物の中でも感情があるのがわかりやすい動物です。
犬の感情表現や、飼い主への気持ちの伝え方についてご紹介します。
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この記事の目次
ズバリ!犬(動物)に喜怒哀楽などの感情はあるの?
犬にも感情があるかどうか気になる人もいますよね。
結論からいうと犬にも感情はありそうです。はっきりと言い切ることはできませんが、犬にも感情があると考えることができます。
証明する方法はどこにもないのですが、犬を飼っている人であれば、犬にも感情がありそうだと思いますよね。
犬は人間のように泣いたり怒ったりすることはありません。
犬の表情を見ても、それを感じ取ることは難しいでしょう。もちろんボディーランゲージで示すこともありません。
ですが、犬は「しっぽを振る」という行動で自分の感情を表現していると言われています。
飼い主さんが帰宅すると、思いっきりしっぽを振りながら「遊ぼう!」とか「なでなでして!」というように感情を表現してきます。
その姿はとってもかわいいものですよね。
犬の感情を読み取りたいと思う時は、しっぽや耳を見て判断してみましょう。
耳にも犬の感情が出ると言われています。
動物の感情はある!犬の気持ちをしぐさから知る
昔から、「犬がしっぽを振っている時は喜んでいるとき」と言われていますが、犬が尻尾を振るのは嬉しいときだけではありません。
犬という動物は人間に従って生活をする生き物ではなく、群れの中で生活をする生き物です。
犬を飼っている家庭では、犬はその家族のことを「群れ」「仲間」と認識しています。
犬は興奮しているときには常にしっぽを振っています。
警戒しているときや吠えているときも同じようにしっぽを振っています。
しっぽを振るという行動は、喜びを表現する時だけではなく、自分の感情を表現するときに見られる行動です。
サモエド犬は口角が常に上がっている犬種で、「サモエドスマイル」としても人気が高いワンちゃんです。
犬が嬉しいと感じている時は、口を開けて舌を出す行動を取ります。
そして、目を大きく見開いて問いかけているような眼差しでまっすぐ見つめてきます。
この二つの仕草に加えてしっぽを振っているようであれば、犬が「嬉しい!」と感じていることになります。
犬は動物でも感情がある!威嚇や怒りの表現も
犬が威嚇をしていたり怒っている時は、耳をピンと立てて周りを伺うように低い体制を取ります。
犬がこのような行動を取っていたら、攻撃・警戒・威嚇を表現していることになります。
相手が「敵だ」と判断した場合は、挑みかかるときに耳を後ろに倒して鋭い目つきへと変化します。
犬が怒っているときも上記と似たような表情になります。
怒りを感じている時は、低い体制になって攻撃姿勢を取り、鼻の頭にシワを寄せて歯をむき出しにします。
その相手に対して唸り声をあげたり、吠えるといった行動を取って感情をむき出しにするのです。
こういった行動は、知らない場所に行ったときや、知らない人・知らない犬に会ったときに見せることもありナス。
興奮しているときに落ち着かせようと手をだすと、噛みつかれてしまうこともあるので注意しましょう。
犬のこんな行動は飼い主へのサイン
前足を乗せてくる
犬が前足を飼い主さんに乗せてきて二足の足で立つ時は「遊んでほしい」というサインです。
この行動は子犬がお母さん犬におねだりをする時の行動だそうです。
「構ってほしい」の合図ですので、たくさん遊んであげましょう。
笑顔
犬が目を細めて舌を出している時は、人間でいう「笑顔」と同じような意味があります。
一緒にいられることを幸せに感じていたり、嬉しいという気持ちを表現しています。
スリスリしてくる
犬がスリスリしてくる時は「甘えたい」というサインです。散歩に行きたいときにもスリスリしてくることがあります。
犬の表情が硬い時は不安を感じている合図のこともあります。安心させてあげましょう。
頭をコツンとぶつけてくる
頭や鼻でツンツンしてくるときは、飼い主さんを信頼しているというサインになります。
犬にしっかりとしつけができているという証でもあります。
温かい目で見守ってあげましょう。
犬が不安なときにはこんな仕草をする
犬が不安や恐怖を感じている時は、しっぽを低めの位置にして腰を低くしています。
簡単にいうと「へっぴり腰」のような感じですね!
犬が恐怖心を感じている時は、しっぽが足の間に入ってもっと低い位置に腰があります。
そのような様子を見せている時は、ワンちゃんに優しい言葉をかけて安心させてあげましょう。
犬の感情は耳にも現れます。
犬が耳を後ろに倒している時、目を細めて微笑んだような表情をしている時は、甘えたいと思っていたり、リラックスをしているときになります。
また、耳を倒しているときに目が伏し目がちになっている時は、不安を感じていたり怯えていることもあります。
飼い主さんと目を合わせないこともあります。
耳の犬がピンと立っている時は、興味のあるものや聞き逃したくない音がしているときです。