猫を2匹目飼う?後悔しないために知りたいメリットとデメリット
2018/06/07

猫を飼っていると、単純に可愛くてもう1匹欲しくなったり、里親の依頼があったり、遊び相手に、寂しくないようにと2匹目を迎える多頭飼いの飼い主さんも多いと思います。
猫が2匹いると可愛さ倍増で癒されますが、中には先住猫と仲良くできなかったり事情があって迎えたことを後悔する飼い主さんも多いのが現状です。
そんな切ないことにならないよう、2匹目を迎える気がある時は慎重によく考えてから行動に移しましょう。
2匹目を迎えることで考えられるメリットやデメリットについてご紹介します。
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この記事の目次
猫を2匹目を飼って後悔してしまった例!
1匹では寂しいだろう、猫同士なら仲良くなるだろうと気軽な気持ちで2匹目を飼い始めました。
安易に先住猫が大人でも2匹目が子猫なら仲良くなれると思っていましたが、2匹が仲良くなることはありませんでした。それどころか、先住猫は家出してしまったのです。
2匹目の事は可愛いですが、本当に後悔しかありません。
うちの場合、2匹ともオスで2匹とも去勢済みでした。オスは去勢すると性格的にも少し丸くなると聞きますが、喧嘩ばかりでした。
先住猫は比較的おとなしく気の小さいこだったのですが、2匹目は気が強くて子猫で体も小さいのに先住猫に向かって行っていました。
先住猫が遠慮していたのか、次第に立場が逆転してしまい、2匹目が先住猫を追いかけまわしていました。
2匹で仲良くする姿を想像していたのに、現実は・・・
- 毎日喧嘩で夜も喧嘩の声で眠れない
- 喧嘩を止めようとしてケガをする
- 家中マーキングされる
- トイレなどの世話やエサ代など2倍になる
- 抜け毛も2倍
- 先住猫が家出する
という、後悔ばかりの結果になってしまいました。
猫を2匹目飼う事のメリット。後悔しない選択をしよう
1匹でも可愛い猫が2匹で一緒に遊んだりくっついて寝ている姿を想像すると夢が膨らみますよね。では、実際に猫を2匹飼っている私が感じる猫を2匹飼うメリットについてお話します。
癒し効果が絶大
1匹でも充分癒されますが、2匹いると癒し効果が倍増します。倍以上かもしれません。
特に2匹が仲良く寝ている姿を見ているだけで癒されます。邪魔してはいけないような気分になるので、起きるまでただひたすら寝姿を見ています。私も仲間に入れて欲しいと思ってしまいます。
猫同士で遊べる
1匹だと飼い主しか遊び相手がいませんので、猫が満足するまで遊びに付き合ってあげる必要があります。しかし、2匹いれば猫なりの追いかけっこなどの遊びも出来るし、飼い主が外出中も2匹で遊ぶことも出来て退屈しなくなります。
忙しい時は助かりますが、逆にもっと飼い主と一緒に遊んで欲しいと思うようになってしまうかもしれません。
留守中に寂しい思いをさせずに済む
飼い主が外出中は猫の事が気になりますが、私の場合は悪戯していないかということよりも毎日寂しくないかという点でした。そのため、2匹いれば、遊んだり一緒に寝たりして飼い主のいない時間も気がまぎれるのではと思います。
猫への理解が深まる
今まで何匹も猫を飼ってきたことがあれば、猫にも個性があって性格が全然違うことも理解出来るでしょう。2匹同時に買うことで、その個性や性格がより分かりやすくなります。
猫を2匹目飼うという事。 後悔しないために考えるべきこと
一人暮らしの人が猫を1匹だけで飼っていると寂しい思いをさせているのではないかと心配しますが、猫の本来の性質上、1匹だけで飼っても特に問題はありません。
逆に、2匹目を飼っても相性が悪い場合は、猫にとって大きなストレスになってしまいます。
人間にも人見知りの人や社交的な人、動物好きな人などがいますが、猫も同じです。大きく分けると「自分だけで良い猫」「他の猫も受け入れる猫」「猫以外の動物なら大丈夫な猫」に分けられると思います。
人間と同じで社交的な猫は他の猫や動物も受け入れるでしょう。しかし、人間相手には人見知りしなくても他の猫や動物は受け入れないという猫もいるので注意して下さい。
自分だけで良い猫や猫以外の動物なら良い猫などは、喧嘩ばかりしてしまうことになります。
ネットでは猫同士仲良くしている動画を見ることが出来ますので、猫同士は仲良くなりやすいと勘違いしている人もいるでしょう。わざわざ仲の悪い本気で喧嘩ばかりしている猫の動画をあげる人がいないだけです。
猫は自分中心に世界が回っていると考えているとされています。そのため、他の猫や動物と仲良く出来るかどうかはその猫次第です。
猫を2匹目したいと考えているなら子猫から
1匹飼って慣れたらもう1匹と考えている人も多いでしょう。しかし、結果的に猫を2匹飼いたいと考えている人は、最初から子猫を2匹飼う方が猫同士がなじみやすいのでおすすめです。
成猫同士は仲良くなるのに時間が掛かったり、仲良くなれないケースもありますが、子猫同士は比較的仲良くなりやすいのです。ペットショップで同じケージに子猫同士を入れて合わないという事はほとんどありません。
既に成猫がいてもう1匹飼う場合も、2匹目は子猫がおすすめです。先住猫にとっては相手の猫が自分のテリトリーを脅かす脅威です。そのため、成猫同士よりも子猫の方が先住猫が優位に立ったまま慣らすことができるので、リスクが低いと思います。
もちろん、猫の性格を見極めるのは大切です。運動大好きで活発な子と大人しくてのんびりしている子など性格は様々です。
のんびり寝るのが好きな猫と遊び好きな活発な猫が一緒に暮らしても、ペースが合わずストレスになってしまいます。出来れば、運動量や性格が似ている猫を飼った方が上手くいきやすいでしょう。
猫を2匹目以上の多頭飼いをするうえで大変になる事
猫を2匹目以上飼うと、食事が大変
猫は食事の仕方にも性格が出ます。出されたものを一気に食べてしまう猫もいれば、ゆっくり食べる猫、途中でやめてまた後で残りを食べる猫など様々です。
例えば、一気に食べる猫と途中でやめる猫を一緒にしていると、一気に食べる猫が残っているエサを食べてしまうので、一方は太る、一方は栄養が不足しがちという状態になってしまいます。
そのため、その猫に合わせて食事中も様子を見て、それぞれに合わせたエサやりをしなければいけません。
猫を2匹目以上飼うと、トイレが大変
猫が1匹増えればそれだけ量が増えて、トイレが汚れやすくなります。猫はトイレが清潔かどうかが敏感なため、マメに掃除しなければなりません。ペットのトイレシーツ等を使っている場合は、ゴミの日に凄い量のゴミが出るでしょう。
また、猫のトイレには様々なタイプがあり、猫の好みも違います。好みが違う場合は、その猫に合ったタイプのトイレを用意しなければなりません。そうすると、トイレに部屋のスペースを占領されてしまう可能性もあります。
においなどの問題もあるでしょう。