高校生男子の身長にまつわるアレコレ。平均身長や特徴など
2018/06/05

高校生の男子といえば、成長のピークに思われますよね。
そんな高校生男子の平均身長や特徴、身長伸び幅と身長を伸ばすポイント、さらには身長が伸びない原因など、身長にまつわる色々な情報を集めてみました。
また、身長には伸びが止まってしまうサインもあるようです。
併せて高校生女子の平均身長や体重も紹介しています。
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この記事の目次
高校生男子の平均身長と特徴とは?
中学生から高校生にかけては男子の方が背が高くなってくる頃です。
男子の場合は中学生くらいから成長するペースが上がるため、小学生の時は小柄でも、進学した辺りから急激に伸びたという子供も少なくありません。
平均身長の統計は17歳までを対象としています。
15歳 高校1年 168.4cm
16歳 高校2年 170.0cm
17歳 高校3年 170.8cm
身長が伸びるポイントは骨端線にある
身長は、骨の両端にある、骨端線という軟骨の部分が膨張することによって伸びるのですが、男子の場合16歳前後、女子の場合15歳前後くらいで思春期を終え、骨端線が閉じてしまいます。
残念ながら、この骨端線が閉じてしまったあとは一般的には身長は伸びないとされています。
基本的に高校生の男子の平均は、身長がおよそ170cm、体重は約60kgとなっています。
そして最も背が伸びる年齢は11~13歳、思春期と呼ばれる年代に突入する頃です。
高校に上がる頃には、上記の通り、あまり伸びなくなってきます。
健やかな成長のためには、バランスの良い食事と質の良い睡眠、適度な運動が重要です。
成長期の1日1日を大切に過ごして、身長が伸びる可能性を高めていきましょう。
高校生の男子の身長伸び幅と身長を伸ばすポイントとは?
中学での身長の伸びは、男子平均16.2cm。高校での身長の伸びは、男子平均5.6cmと言われています。
しかし、男子の場合、15歳~18歳の間にグーンと身長が伸びる人が結構います。
背が伸びるタイプには、早熟タイプ、平均タイプ、晩熟タイプと3種類あり、晩熟タイプに当たります。
晩熟タイプの特徴は15歳~18歳の間に1年で10cm以上伸びることが多いということです。
中学の3年間で16cmくらい伸びる人は平均タイプです。
平均タイプの人の方が当然多いですから、一般的に中学3年間が成長期と考えてしまいますよね。
しかし、あなたが晩熟タイプなら、中学時代より高校時代の方がもっと伸びる可能性の方が大きいですよ。晩熟タイプだといいですね。
身長を伸ばすポイント
- 睡眠・食事・運動で何も努力しない場合と比べると、努力した場合、最大12センチの差が出るといわれています。
- ストレッチで体を刺激して、脳に「身長を伸ばせ!」という命令を出しつつやわらかいふとんや畳の上で、ストレッチをしましょう。
- 睡眠が大事なのは言うまでもありませんが、特に午後10時~午前2時の間、成長ホルモンがたくさん出る時間帯です。この時間に毎日熟睡していることが大切です。
高校生男子の身長が伸びない原因とは?
たくさん寝て栄養も取っていたのに身長が伸びなかったという人や特に意識していなかったけど身長が低いという人に、ここでは背が伸びない原因を解説します。
睡眠不足
ぐっすり寝ることで早寝早起きのリズムができてきます。「寝る子は育つ」というのは本当で、1日7時間以上寝るとさらに身長を伸ばす手助けになります。
栄養不足
子供のころから小食だったりアレルギーなどで食べ物を制限されていると栄養は偏ってしまいます。特に重要な栄養素はタンパク質・カルシウム・マグネシウムです。小魚や乳製品から摂取するのが一番良い方法ですが、苦手だからとまんべんなく栄養素を摂取しなかったことにも原因があります。
運動不足
小学生のころ、毎日家でゲーム三昧ではありませんでしたか?
適度な運動をすることは身長を伸ばす要因です。
必要以上に筋肉や骨を傷めるような運動は逆効果になります。
遺伝
両親の身長によってきめられる遺伝は避けられない原因です。
たまに小柄な両親の子供がとても高身長だったりすることもありますが、おおむね両親の身長のバランスで子供の平均身長は決まってはいるという意見と、遺伝は2割から3割程度で残りはその過程の生活習慣や栄養状態にあるという意見もあります。
身長の伸びが止まってしまうサインがあるって本当?
身長の伸びが止まるサインはあるのでしょうか。
思春期に入ると第二次性徴が起きます。これらの性ホルモンにより、以下のような身体的特徴が思春期後期には現れます。
男子の身体的変化
- 体毛が濃くなり、ヒゲが生えててくる。
- 筋肉質になり、骨格がしっかりとする。
- 喉仏が出て、声変わりする。
女子の身体的変化
- 初潮が起こる。
- 胸がふくらみ、丸みのある体型になる。
これらの身体的特徴が現れても、すぐに身長の伸びが止まる訳ではありません。思春期後期を迎えても2~3年間は、ゆるやかに身長は伸び続けます。
思春期には前期と後期があり、約5年に渡って「身長の伸びのピーク」と「ゆるやかな下降」があります。
この思春期後半が身長の伸びが止まるサインなのかもしれません。
身長はどれだけ伸びる?その注意点とは
思春期の間に伸びる身長の幅はある程度決まっているということです。思春期を迎えてから終了し身長が伸びなくなるまでの伸び幅は、男子でおよそ25cm、女子でおよそ22cmと言われています。
また日本人全体が、欧米人と比べて思春期を迎える時期が早いため、世界的にみて日本人は身長が低めだと言われています。
これまでも書いてきましたが、最終身長を高くしたいのならば、思春期を迎える前でも後でも、しっかりと睡眠を取り、適度な運動とバランスのよい栄養摂取を心がけて、成長・伸長に影響を与えるホルモンの分泌量を増やすようにしましょう。
高校生女子の平均身長・体重は?
ここでは、高校生女子の平均身長・体重をご紹介します。
高校生の女子の平均身長・体重は次のとおりです。
<高校生女子の平均身長(2015年度)>
年齢 身長(cm) 体重(kg)
15歳 157.0 51.5
16歳 157.6 52.6
17歳 158.0 53.0
女子の平均体重は、体重管理に気をつけているのか、体重増加をしない傾向があります。
女子は男子比べ、小学校の高学年から中学生にかけて、思春期が早めに来てしまうため、成長ホルモンの分泌が少なく身長の伸びはあまりありません。
女子の場合は、身長が伸びるピークも小学校高学年から中学生にかけてで、中学・高校は身長の伸びは段々減っていく傾向があります。
ただ、身長の伸びには個人差があるので、生活習慣・食べ物、何度も言っていますが良質な睡眠などを変えると、まだまだ伸びる可能性があります。