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芸能人の似顔絵を描いて販売するのは多くの権利を侵害する行為!

      2018/06/04

芸能人の似顔絵を描いて販売するのは多くの権利を侵害する行為!

ネットオークションやフリーマーケットなどで、芸能人の似顔絵を販売するのは肖像権をはじめ、さまざまな権利を侵害する恐れがあります。

バレなければ大丈夫?でも、もしバレたら大きな代償を求められるかもしれません。

描いた人に著作権が認められたとしても、芸能人という存在には肖像権やパブリシティ権といった権利があるので注意が必要ですよ。

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芸能人の似顔絵は営利目的に販売すると明らかにNG!

インターネット上には自分で描いたイラストを公開している人がたくさんいます。

その中でも、芸能人や有名人の似顔絵を紹介しているものについて、肖像権などで問題になったりはしないのでしょうか?

ポイントになるのは「営利目的での販売」などの場合です。

芸能人の似顔絵は、描くたり公開しただけでは肖像権侵害には当たりません。

しかし、イベントや道端で許可なく芸能人の似顔絵などを販売した場合は肖像権侵害にあたります。

一般人相手に「似顔絵描きます」と、見本に芸能人の似顔絵を置くのも肖像権侵害になるのだとか。

たとえ描いたのは自分自身だったとしても、芸能人の似顔絵でグッズを販売することも禁止されています。

たとえ、その芸能人の名前が入っていなくても誰が見ても特定の芸能人・有名人と判別できる場合も肖像権侵害が適応されます。

芸能人の似顔絵を販売すると肖像権以外にパブリシティ権も侵害

個人の写真や似顔絵、また名前など個人情報を無許可で掲載した場合、営利目的ではなくても肖像権侵害にあたり、営利を目的としていなくても訴えられると負ける可能性は大です。

その内容によっては名誉毀損で訴えられる可能性もあるでしょう。

ただ、どちらの場合も親告罪なので、被害を受けたとされる本人からの訴えが無い限りは問題にならないのですが、だからといって大丈夫というわけではありません。

同様に芸能人や著名人、スポーツ選手でも肖像権はありますが、公に顔を出す仕事をして誰もが名前や姿を知っているような状況では、その肖像権はあってないようなものという定義づけがされています。

ただし、そういった人たちであっても仕事からはなれたプライベートな時間やデビュー前のものに関しては肖像権侵害が認められたケースもあります。

また、勝手に似顔絵を販売することには肖像権以外にも「パブリシティ権」も関係してきます。

著名人の波及効果や経済効果を守る権利なので、無許可で商品に使用したりすると法的な対応をされることになるでしょう。

芸能人の似顔絵を販売すると内容によっては名誉毀損も!

芸能人の似顔絵の描き方によっては名誉毀損が適応される可能性も否定できません。

「公然と事実を摘示して特定の人の評価を低下させるとみなされる行為」には名誉棄損罪が適用されます。

この場合の「事実」には、身体的な特徴も対象のため、写真や漫画・イラストによる表現も含まれています。

似顔絵の場合、顔の特徴や欠点を捉え、ときに強調して描かれるため名誉毀損と判断される場合もあるのです。

芸能人の似顔絵には民事上の問題も

犯罪という意味合いでは、名誉毀損罪の可能性がありますが、それ以外にも民事上の問題として損害賠償を求められる可能性もあります。

肖像権は自分の姿をみだりに撮影や使用されることを避け、人格の尊厳を守るものです。
似顔絵によって肖像権を侵害した不法行為に該当すると認められる場合もありますので注意が必要です。

芸能人は顔だけでなく名前の使用にもパブリシティ権がある

ある一般の人の「恥ずかしい姿の似顔絵」がネット上に公開されたとしましょう。

困るのは、そこに描かれた人だけです。

芸能人でも有名人でもない一般の人間には、その容貌に対して金銭的な価値は基本的にありません。

では、有名芸能人がネガティブなイメージの行動や趣味を連想させる似顔絵が描かれていた場合はどうでしょう。

場合によっては、その芸能人にネガティブなイメージが定着してしまったり、尾ひれがついたウワサのように広まってしまうかもしれません。

そうなると、描かれた本人だけでなく、所属事務所や契約企業などもなんらかの被害を受けることになります。

今度は、その似顔絵でかってにグッズを作ったとしましょう。

公の人間には肖像権が実質的に認められないことがあっても、パブリシティ権によって経済的な価値は守られています。

勝手に似顔絵でグッズの販売などで利益を上げることは、このパブリシティ権を侵害していることになるのです。

ちなみに、似顔絵だけでなく、名前そのものにもパブリシティ権は適用されます。

芸能人の似顔絵を販売すると知的財産権の侵害も問われる可能性が!

芸能人の似顔絵を勝手に販売した場合、問題になるのは肖像権や著作権などが頭をよぎりますが、知的財産権に関わる場合もあります。

一般的に知的財産権侵害とされているのは次のようなケースです。

  • アニメや漫画などのキャラクターを無断でイラストにして販売する
  • 企業やスポーツチームなどのロゴご加工して商品を販売する
  • 音楽データを勝手に編集して販売する
  • 有名なブランドや既存デザインを「○○風」や「○○モチーフ」として販売する
  • 適切な引用などを除き、書籍などの文面を無断でコピー・転載し販売する
  • 商用利用を認めていないフリー素材などのイラストを販売する

などがあります。

すでに知名度があるものを利用して安易に無許可で利益を得ようとする行為は、法律で禁じられています。

インターネット上ではオークションやフリーマットサイトなど、一般人が商品を販売できる場が増えていますが、これらの点を充分理解しておきましょう。

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