レジンを使った失敗!硬化後と硬化前の修正方法をご紹介します
2018/06/04

レジンを使ったアクセサリーなどが今人気ですよね。自宅で作っているという方も少なくはないのでは?
そんなレジンの硬化後や硬化前の修正方法をご紹介します。
入りがちな気泡の取り除き方や作品の表面の凸凹をキレイにする方法、また失敗したレジンをパーツから取り除く方法も!
コレがわかれば失敗も怖くない!?ハンドメイドを存分に楽しんで下さいね。
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この記事の目次
レジンの表面に硬化後穴があいた時の修正方法
レジン初心者にはつきもののちょっとしたミスや失敗を修正する方法をご紹介します。
レジンアクセサリーに使用するフレーム枠や受け皿を「セッティング枠」や「ミール皿」と呼びます。
まずは、レジンに穴が空いてしまった場合は、穴を埋めるようにレジンを塗ります。
あまりたくさん乗せると枠の外に流れてしまうので、あくまでも塗るような感覚で楊枝などでうすくのばすように乗せます。
筆を使うと、筆の跡が残ってしまうので、あまりオススメできません。
しかし、レジンが少なすぎるとまた跡が残りやすくなってしまうので加減が大切です。
そして硬化すると、見事穴は塞がり表面はツルツルになります。
また球体の物に出来た穴を修復するのは難しいと思いますが、セッティング枠であればそんなに難しくなく修復可能です。
レジンの気泡は硬化後よりも硬化前の方が修正がききます
レジンの気泡の取り方、おすすめベスト3
硬化する前に丸ごとすくい取る
レジンは粘っこいので、楊枝で突ついても気泡が思ったように消せないことも多いです。なので、突ついて気泡を割るよりも、泡ごとすくい取る感じで取り除いたほうがキレイに仕上がります。
こよりで吸い取る
こよりって知っていますか?
鼻に入れてくしゃみを引き起こすものとして有名です。
こよりの作り方は簡単! ティッシュペーパーを細くねじるだけです。
このこよりで、気泡の周りのレジンを吸い込んで、そのまま気泡を消してしまう方法もあります。
ただしこの作業には慣れが必要なので、慣れるまではすくい取る方法のほうが簡単かもしれません。
硬化前に熱を加える
レジンに熱を加えると気泡が膨張して弾けます。
それは、気泡を温めることによって、上昇させ液体の外に出してあげることができるからなんです。
なので、熱で気泡をとるという方法もあります。
ドライヤーだと風が強すぎるので、エンボスヒーターを使うと気泡もきれいに取れます。
レジン硬化後の修正は諦める?作り直す事も出来ます
ここではレジンを硬化した後に修正する方法をご紹介します。
まず先のとがったピンセットを用意します。(ちなみにカッターナイフはお勧めしません。刃が薄く折れたとき危険です)
私は百均で買ったピンセットを使っています。
そしてこのピンセットをレジンの土台のギリギリあたりにグッサリさします。
コツは、少し内側に入り込むように気持ち斜めに刺しましょう。
レジン部分に刺さったら、くいっと持ち上げましょう。
するとメリメリと隅っこのほうが持ち上がってくるので、ペリペリ剥がしてみると、キレイにはがれます。
これで、今まであきらめるしかなかった失敗作が、もう一度作りなおせるかもしれません。
ぜひ試してみてください。
レジン失敗!硬化後にパーツを取り戻すにはこんな方法も
レジンはシンナーや除光液で軟化し、フレームやパーツを取り出せる可能性があるようです。
なので、実際にUVレジンの失敗作をジャムの空き瓶に入れ、その上から100均の除光液をトポトポと注いでみる実験を行ってみました。
除光液につける時間は、およそ2日から1週間くらいという話を聞いていたので、気長に待ちつつ、時々瓶をゆすっていました。
そして翌日、何気なく瓶をゆすってみるとレジンがフレームから外れていたんです。
思ったよりもずっと早い!
しかしよく見ると、パーツはまだレジンの中に埋まっていて、全部が溶けるまでにはもう少し時間がかかりそうに感じたのですが、なんとその数時間後には、パーツもすべてきれいにはずすことができました。
これで、多少高いパーツを使ったとしても、失敗を恐れず作品作りに専念できます。
ちなみに、私が使っていたレジンは100均のもので、除光液も100均のものでした。
レジンの種類や、硬化してからの経過時間などにより、レジンが溶けるまでの時間は変わってくるかもしれませんが、試す価値アリですね。
レジンで失敗が絶えない方はソフトタイプがおススメです
UVレジンは、ハードタイプが主流になっています。
ソフトを使ったことがない方も多いと思いますが、実はUVレジンソフトタイプってとても便利なんです。
ここではUVレジンソフトタイプの便利な使い方をご紹介していきます。
UVレジンソフトタイプははさみ、カッターでカットして、オリジナルパーツが作れる!
ソフトタイプはやわらかいので、ハサミやカッターでいとも簡単にカットできます。
なので、ソフトレジン液に着色剤を混ぜたものを四角の型に流し、硬化させたあと、対角にカットすれば、三角のパーツができますし、もっと、細かくカットすれば、フレークのようなものができます。
アイディア次第で、可能性は無限大です。
UVレジンソフトタイプはミスをしても修正しやすい
最後のコーティング以外をソフトタイプで行うと、修正がききやすいです。
レジン液で突起のようなブツブツが出来ても簡単にカット出来ます。