コンビニの食品は返品できる?返品できるもの・できないもの
2018/05/31

コンビニで間違った商品を買ってしまった場合、返品はできるのでしょうか?
それが、食品の場合は?返品できない理由を知ると納得できます。返品できるもの、できないものにはどんな違いがあるの?
返品してもらうときに必要なものとは?トラブルにならないようにするには、レシートを渡す、きちんとレシートを受け取ることが大切のようです。
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この記事の目次
コンビニで食品の返品は受け付けてもらえる?
結論から言えば、コンビニで購入した商品を返品することはもちろん可能です。
ただし、全ての商品というわけではありません。
コンビニで返品可能な商品
商品自体の初期不良の場合
購入者の落ち度ではないので、ほぼ返品してらえるはずです。
異物が混入している食品や商品が初めから破損している。使用できない状態だった、など。
新品で未使用であること
間違えて購入してしまった場合でも、新品で未使用の商品であれば返品や交換を受け付けてくれるコンビニがほとんどです。
返品交換が認められない商品としては、店外へ持ち出した食品で時間が経過しているものなどは、異物混入や食中毒の恐れもあり返品が認められません。
また、書籍類は本当に間違えて購入したものか、すでに内容を読んでしまったのか判断がつきかねるので返品されないと考えましょう。
コンビニの食品が返品できないのは、こんな理由があるんです。
返品ができない食品の一つが、冷凍や冷蔵など温度管理している商品です。
店内に陳列されている段階では、定期的に正しく温度管理して商品を扱っています。
一度販売し客個人の管理下に置かれた商品は、店が「正しく管理されていたか」を把握できないことから、トラブルが起こる可能性があります。
購入時のレシートがあっても、ある程度の時間が経過した商品を「やっぱり要らなかった」と返品や交換を求められても応じることはできません。
最初から包装に敗れなど破損があった場合、基本的にはレジで店員が気づくはずです。
もし、購入した商品の状態が不適切であった場合は、店のオーナーや本社に連絡することになります。
「以前、コンビニで返品を受けてくれた」という経験がある場合、その店員の対応がマニュアル通りではなかった可能性があります。
万が一、返品されていたとしても、その商品をそのまま商品棚に戻すことはありません。
コンビニで食品は返品できません!?返品できるのは?
コンビニでバイトをしている時にお客様から、返品や返金できるかどうかの判断は以下のことを確認しましょう。
コンビニで購入したものの返品・返金できるかを確認しよう
- 購入時のレシートがあるか
- その店舗で購入したものであるかどうか
- 購入から1週間以内であること
- 冷凍など温度管理の必要ない商品であること
未開封の状態であること
(新聞や雑誌は、後日の返品や現金が原則として認められていません)
コンビニで買った不良品の責任はお店?それともメーカー?
商品に欠陥や不良が認められた場合に、企業にはどんな責任があるのでしょうか。
良品を引き渡す責任
商品を購入する、つまり「売買契約が成立する」ことで、商品は代金と引き換えに購入者に引き渡されます。
このとき購入者が、その品質に納得していない場合、その商品は「不良品」であることになり売主には「良品」を引き渡す責任が発生するのです。
メーカーから小売店、小売店から消費者という流れで商品が売買されたとすると、メーカーは消費者に対して触接責任を負わないことになります。
小売店での商品陳列などの際に破損するなど、不良品になった場合などが想像しやすいでしょう。
PL法による製造者責任
ただし、メーカーや輸入業者が直接販売していなくても消費者に責任を負うケースもあります。
製造した物にそもそも欠陥があった場合、メーカーは「製造物責任法(PL法)」により損害賠償責任を負うことになります。
コンビニの返品に必要なレシートはもらうべき?
買い物をしたとき、一般的に商品やおつりと一緒にレシートが渡されます。
コンビニなどでは、おつりが無いときやおつりがあってもレシートを渡してくれないケースもあるでしょう。
店によって、店員によって対応は違っています。レシートを渡すことのルールはあるのでしょうか。
基本的に、店側は客が商品を購入した証明としてレシートを渡さなければなりません。
しかし、レジで手渡された多くのレシートはレジ横に置かれた「不要なレシート入れ」に多く捨てられています。
コンビニで働く場合、「レシートはおつりと一緒にお客様にお渡しすること」と指導されるのですが、客側が「レシートは不要」と断ることが多いのです。
短時間での買い物を目的とする客も多いので、お釣りがない支払いでは商品を手にさっさと店を出て行く人も多いでしょう。
本来は、商品にトラブルがあった場合などのためにもレシートを受け取るべきなのですが、実に5割以上の客がレシートをもらわずに帰るというデータがあります。
本来はレシートはきちんと渡す、受け取るべきものなのです。