部屋の照明が暗いと感じる時の対処法~明るい部屋作りの方法
2018/06/05

部屋が暗いと、なんだか気持ちも沈みがちになってしまいます。
かと言って、必要以上の明るさは睡眠にも影響を与えてしまいますし、目も疲れてしまいますよね。
海外のインテリアを見てみると、日本の住宅よりも照明にも配慮されている気がします。
温かみのある電球は、部屋全体の雰囲気を穏やかでオシャレに演出しています。
照明の選び方についてご紹介します。
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この記事の目次
暗いリビングにしないために部屋の照明の基本
部屋の照明は仕様用途によって電球を変える
照明の明るさは一般的に「ワット数」で表します。それに加え、「色温度」も明るさを感じる上では重要なポイントです。
色温度とは、簡単に言うと蛍光灯の青白いひかりと、電球や白熱球のオレンジ色の差と考えて下さい。
蛍光灯などの白い光(昼白色)は、集中力を高めると言われており、勉強部屋や子供部屋に適しています。
リビングでゆったりとくつろぐ場合や、キッチンでは温かみのある電球色がおススメです。
電球色の温かみのある色は料理を美味しく見せたり、気持ちをリラックスさせてくれます。
明るすぎる証明に照らされ続けると、睡眠障害など体内時計に狂いを生じさせるとも言われています。
これを防ぐためにも、作業内容や生活時間帯に合わせて昼白色と電球色を使い分けることが健康にも影響を与えるのです。
特に就寝前には、間接照明などの柔らかい灯りが寝つきを良くする効果が期待できます。
部屋が暗いと感じるのは照明以外にも家具の色も関係
部屋を明るくしたいなら家具の色選びも大切
白やベージュなど、明るい色の家具は光を反射することで部屋全体を明るく感じさせます。
ライトイエローの壁に白い家具があると、薄暗い部屋でも明るめに見えます。
曲線的なデザインや装飾のある白い家具や、光沢のある素材も明るく見せることができます。
ブルーやロゼといった色調の違う明るい色を取り入れると季節感も楽しめます。
ただ明るい色調といっても全体の調和は大切です。また、同じ白の家具でも素材や質感で微妙に色が違いますので注意しましょう。
壁紙や天井の色でもかなり印象が変わります。
特に点状の色が暗い色だと上からの圧迫感もあり、部屋全体が暗く感じられ居心地も悪く感じます。
白や、微妙なグレーやクリーム色にダウンライトやスポットライトなどの間接照明を組み合わせるといいでしょう。
高さのある天井であれば、吊り天井でモダンなイメージを演出し、照明のバリエーションも楽しめます。
部屋の照明が暗いと後悔しないために…さまざまな種類の照明器具
照明器具にも用途やデザインでさまざまな物があります。一例として天井から吊るす3つのタイプの照明を説明します。
シーリングライト
現在一番多く見られるのが、このシーリングライトではないでしょうか。
天井の電源に引っかけるように取り付けられるので簡単です。天井から広範囲を照らすことができ、部屋全体の明るさを確保できます。
シャンデリア
豪邸や広い部屋をイメージしがちなシャンデリアですが、最近は小ぶりなデザインのものも多くあり、一人暮らしの部屋を自分好みのインテリアで楽しみたい人にも人気です。
天井も明るく照らすため、部屋を広く見せることができ、家具と合わせてクラシックなイメージを楽しみたいときにピッタリです。
ペンダントライト
天井から吊り下げるタイプの照明で、北欧風のインテリアとして使われます。
北欧風とはいえ、最近はそのデザインも多様化し、あえて電球を剥き出しにしたり竹製のシェードをつけてアジア風のインテリアにする場合も。
照明をコントロールしておしゃれな部屋に
照明は部屋の印象に大きな影響を与える
日中と夜間では必要な灯りの種類も違います。
日中は活動的に、夜はゆったりとくつろいだ感じを楽しむなど状況によって照明もチョイスしましょう。
天井のシーリングライト、目線のテーブルスタンド、足元のフロアスタンドを使うと照明で部屋全体を立体的に演出することができます。
「天井と足元」「天井と目線」「目線と足元」など、その組み合わせて生活パターンに合わせて室内照明をコントロールします。
変化を楽しむなら、レール型の照明器具を使うのもいいでしょう。
レール型のものを使えば、照明の種類や位置、それに数を変えてインテリアや季節によって照明の印象を変えることができます。
照明が1ヶ所しかない場合は、レール型を利用して多灯にすると、部屋全体の印象を変えてオシャレに演出することが可能です。
電球色の温かみは明る過ぎずに心地良い雰囲気を演出
照明はただ明るくするだけではない
照明は、その用途や形状によってもさまざま。
実用的な明かりであると同時に雰囲気を楽しむアイテムでもあります。
特に電球色の温かみのある明かりは、落ち着いたムードを演出します。
あえて天井のメインとなる明かりをつけずに、スタンドライトなどで天井や壁を適度に照らしだすことで、部屋に広がる光と影のコントラストを楽しむこともできます。
夜が更けてくると、ほのかな明かりが心地よくリラックスタイムにピッタリです。
照明を配置する上で意識したいのが「灯り」とは対の「影」です。
キャンドルの炎が優しく揺らめくあかりなどもプラスして、ワインを傾けながら1日の疲れを取る大人のひと時…素敵ですよね。
炎の揺らめきとともにゆっくりと揺れる影も気持ちをリラックスさせてくれます。
温かみのある照明はスムーズに質の良い眠りに誘ってくれる効果も期待できます。