不安障害の診断書を会社に提出する理由や方法について
2018/06/05

最近増えている不安障害…。心の病気なのでなかなか理解してもらうのは難しいです。
治療のために休んだり、環境の調整をしてもらうために診断書が必要になることもあります。
会社に提出する診断書はどのように出してもらう事が出来るのでしょうか?そんな不安障害の診断書についてご紹介します。
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この記事の目次
不安障害で診断書を会社に提出するのはなんで?
適応障害の治療には、環境調整が重要なカギとなってきます。
ですから、医師から適応障害や不安障害の診断を受けたら、会社を休職し環境調整をする必要があります。
休職までしなくても、就労上配慮を必要とする場合にも医師の診断書が必要となります。
休職せずに、職場の配置換えや勤務時間の調整次第で、働き続けることができるのであれば、会社に環境調整を行ってもらい働きます。
心身の状態により、会社は休職し自宅で療養することが必要な場合には、医師の診断書により会社を休職する手続きを行います。
この時、自分は不安障害を発症していますので、冷静な判断ができない状態にあります。
なので、自己判断ではなく、医師の判断を尊重し、治療を進めるためにも診断書の指示に従いましょう。
休職により症状が回復しても、休職以前と変わらない仕事ができるかと言えばそうでもありません。
休職し、環境を整え自宅で療養したからこそ症状が安定しただけであって、適応障害や不安障害を完全に克服したとは言えないからです。
仕事が原因で不安障害を患ったのなら、職場に戻るとまた、症状が出てしまうこともあります。
復職は焦らずに、上司や医師と相談し判断してもらいましょう。
不安障害で会社に提出する診断書をもらうには?
適応障害や不安障害の診断書を医師にもらうにはどうしたらよいのでしょうか?
適応障害や不安障害の診断を受けたら、環境を整えながら治療にのぞむと思います。
そのためにも、医師からの診断書が必要になります。
主治医が仕事を休職し、治療に専念するべきだと判断すれば、診断書を書いてもらうことができます。
この時は、病院の診断書で対応する場合と、会社が指定する診断書に書き込んでもらう場合の2パターンが考えられます。
会社の指定する診断書に書き込んでもらう場合には、会社から所定の診断書の用紙をもらってから、病院へ行きましょう。
病院の診断書で対応できる場合は、病院を受診する時に、直接担当医に診断書を書いて欲しい旨を伝えてください。
『○○病のため、治療を要する。』
のような診断書を書いてもらって会社に提出し、休職の手続きを進めることになります。
不安障害の診断書を提出された…。会社は正しく理解しましょう!
不安障害と診断を受けつつも、仕事をする場合は、その症状を悪化させないことが何よりも重要になってきます。
不安障害は、自分に自信が無かったり、社会での評価が低いと感じると、どんどん悪化していきます。
そういった環境に居続けることは、不安障害を患っている身としては拷問を受けているのと同じくらいの苦痛です。
社会に出れば、ある程度評価されながら生活していかなければなりません。
ですから、その評価に対して、過剰に反応してしまうのなら、会社としても治療に専念できるように配慮しなければなりません。
不安障害とはどんな症状なのでしょうか?
こんな症状はありませんか?
- 朝起きるのがつらい、起きられない
- 会社に行きたくない、行けない
- 吐き気がする。実際に吐いてしまう
- 会社へ行く支度ができない
- 食欲がなく、食べられない
- 布団に入ってもなかなか眠れない
- 体がだるく、動かない
- 疲れが取れない
- 何をしても楽しいと感じられない
- 不安な気持ちになり、その不安から逃れられない
- 消えてしまいたいと考えている
- 悲しくないのに、涙が出てくる。
- 客観的な考えができない
- 休憩ができない
このような症状が1ヶ月続いているのなら、心が疲れています。まずは、身近な人に相談しましょう。